BLOG HAMON

2024.04.10

1世紀以上愛され続ける市民の園・甘木公園と桜

1916年に設置された福岡県下屈指の桜の名所

「丸山公園」の名で親しまれる甘木公園。福岡県下屈指の桜の名所とあって、毎年桜のシーズンにはたくさんの方がお花見に訪れます。広大な敷地のほぼ中央にあるひょうたん池を囲むように、ソメイヨシノなど約4,000本の桜の木が一斉に咲き乱れる様子は圧巻。ほんのりとしたピンク色を視界いっぱいに映すと、春にやさしく包まれている気分になれます。

幻想的な夜間のライトアップ

毎年3月下旬から4月上旬にかけては園内がライトアップされ、幻想的な雰囲気。ほのほのと照らされる満開の桜はもちろんですが、丸山池の水面にゆれる花々は息を飲む美しさです。池には、昭栄橋という朱塗りの橋が架かっており、春らしい朧げな雰囲気とのコントラストが。最近では「映える写真が撮れる」スポットとしても人気を集めています。

甘木公園もうひとつのお楽しみはツツジ

ツツジ

甘木公園はツツジの隠れ名所としても知られています

桜が散った後の4月下旬からは、甘木公園もうひとつのお楽しみ・ツツジの開花がスタート。桜で有名な甘木公園ですが、実はツツジの隠れた名所でもあります。平戸ツツジや久留米ツツジなど、その数なんと約5,000株!頭上から全身をやさしく包み込む桜に対し、ツツジは歩く人の目線の高さに近いところで咲くので、人物中心のスナップ写真を撮るのにピッタリ。ツツジの鮮やかな色と新緑のコントラストが描く景色はまさに絶景です。

四季の花と日本人のこころ

日本人はよく桜が好きと言われます。その理由は、冬の寒さにじっと耐える姿や満開の華やかさ、そして美しく散りゆく美学を感じるからだそうです。桜をはじめ、日本にはたくさんの花々が四季折々に咲き、私たちに新しい季節の訪れを告げてくれます。
日々の暮らしの中にひとつ、甘木公園の桜やツツジのような「季節を告げるもの」を見つけてみませんか。季節を繊細に感じ取る五感が磨かれると、毎日の生活ももっと豊かで楽しくなりそうですね。

HAMONを広げよう

いかがでしたか?記事の内容についてのご感想や、ご自身の視点をSNSでシェアしましょう。HAMONISTの記事は、あなたの人生に寄せる波紋の源。朝倉から生まれた波紋を受け、あなたの心が感じた何かが、他の誰かの毎日を彩る新しい波紋として生まれ続けることを願っています。

コメント

コメントフォーム