BLOG HAMON

2024.05.03

【レシピつき】運動会・遠足の人気メニュー「かしわめし」

運動会や遠足の日、春の爽やかな青空の下で食べるお弁当は格別です。学校行事はもちろんですが、お祭りや子ども会、地区の集まりなどが開かれる時、私たち朝倉に住む人たちにとても馴染み深い郷土食があります。それが、今回ご紹介する「かしわめし」です。

かしわめし

スーパーや売店、食堂のほか学校給食にも登場

朝倉を含む九州地方では、鶏肉のことを「かしわ」と呼びます。かしわめしは鶏肉を使った混ぜごはんです。ただの混ぜごはんではありません。鶏もも肉を使っているためとってもジューシー。かしわの油分が絶妙に馴染むため、冷めてもおいしくいただけます。地元のスーパーや売店では店頭に並ぶやすぐに売り切れてしまうこともあるそう。地域のみんなが集まる場だけでなく、福岡の郷土食として学校給食にも登場するので、子どもからお年寄りまで幅広く親しまれています。

かしわめしの作り方

【材料】(2人分)
・米…1合
・鶏もも肉…約80g
・干し椎茸…約2枚
・あぶらあげ…1/2枚
・ごぼう…約30g
・にんじん…30g

・ごま油…適量
・干し椎茸のもどし汁…大さじ2
・砂糖…小さじ2
・しょうゆ…小さじ2
・酒…小さじ2
・みりん…小さじ2

【作り方】
1. 白米1合を30分程度浸水させ、炊飯器の目盛りの水加減で炊く。
2.干し椎茸を水にもどしておく。
3.ごぼうをささがきにして水にさらしておく。
4.にんじんと油揚げ、3の椎茸は2cm程度の細切りに、鶏肉は小さめの角切りに切る。
5.フライパンを中火で熱し、ごま油で鶏肉を炒める。
6.鶏肉に火が通ってきたら、3のごぼうと4の残りの材料を加え炒める。
7.干し椎茸のもどし汁、砂糖、しょうゆ、酒、みりんを加えて煮詰める。
8.炊きたてのごはんに7を混ぜる。

※朝倉特産の万能ねぎ(適宜)を散らすのもおすすめです。

かしわめしで出会うはかた地どりの滋味

福岡県内のかしわめしには、噛めば噛むほど味わい深い「はかた地どり」がよく使われます。筋肉質で歯切れが良く、地鶏らしい力強い旨みと味わいが特徴です。全国的に見ても鶏肉の消費量が多い九州地方。その地鶏のおいしさを、かしわめしで味わってみるのもいいですね。ぜひお試しください。

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