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2024.10.04

【季節のレシピつき】朝倉の柿山が色づく季節です

「朝倉と言えば柿」と言うほどまちを代表する名産物・柿。独特の味わいは年に一度のお楽しみ。朝晩は少しずつ肌寒くなってきた10月、朝倉の柿山もそろそろ色づき始めます。今回はフルーツ王国・朝倉の秋の果物から、朝倉を代表する名産物・柿をご紹介します。

朝倉でつくられる柿の種類

朝倉は富有柿の産地として有名ですが、他にも西村早生、太秋、早秋のほか、種がほとんどない新品種・秋王などが作られています。

JA筑前あさくらによると、出荷開始は9月中旬。11月下旬にピークを迎えます。この時期になると市内のあちこちで穫れたての新鮮な柿が売られます。家族で食べるだけでなく、季節のごあいさつや贈答用に購入する人も少なくありません。

朝倉の柿はじまりの地・志波

朝倉で柿が作られるようになったのは今から約100年前のこと。志波村の山鹿秀実という医師が、この地に合う作物として岐阜から苗木を取り寄せたのが最初と言われています。岐阜県は、柿の王様である富有柿が生まれた場所。

朝倉の富有柿の中でも日当たりの良い斜面で作られる志波の柿は「志波柿」と呼ばれ、その鮮やかなだいだい色と糖度の高さで広く知られています。

風邪の季節にぴったり！柿に含まれる栄養素

長い歴史を経て受け継がれてきたおいしい朝倉の柿。お口においしいのはもちろん、体にもうれしい栄養素がたくさん含まれます。特筆すべきは豊富な抗酸化成分。お肌にも良いビタミンCと「抗感染症ビタミン」とも呼ばれるβ-カロテンです。これらの抗酸化成分はビタミンEと好相性。β-カロテンは油と一緒に摂取すると吸収率がアップ。そこで、ナッツやチーズと一緒においしくいただける、柿とクリームチーズのタルティーヌをご紹介します。

フレッシュな柿は見た目にも美しいので、ちょっと特別な朝食やおしゃれなティータイム、お友だちが集まるホームパーティにもぴったりです。ぜひお試しください。