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2024.11.29

【季節のレシピつき】博多万能ねぎで冬をおいしく元気に

ねぎごはん

朝倉では寒さが一気に加速した11月下旬。みなさまいかがお過ごしですか。気温が低下するとカゼをひいたり体調を崩してしまう方も増えてきますね。今回は冬の元気を支える朝倉の元気食材・万能ねぎが体にイイ理由と、おいしく食べるレシピをご紹介。おいしく食べて元気に冬を乗り切りましょう。

朝倉の万能ねぎが冬の元気にイイ理由

万能ねぎ

JA筑前あさくらによると、朝倉エリアの万能ねぎ生産量は県内1位を誇る

昔から「医者いらず・医者知らず」と言われるほど栄養たっぷりなねぎ。医学的根拠のない民間療法から、ねぎの栄養を高める摂取方法まで、さまざまなネギの利用法が伝えられるほど、古くからネギは冬の元気に役立つ食材として知られてきました。それでは、万能ねぎに含まれる主な栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか。

【万能ねぎに含まれる主な栄養素】

・アリシン…独特の香り成分・硫化アリルの一種。体を温める効果や殺菌作用が期待できます。
・ビタミンC…万能ねぎには、カゼ予防に役立つとされるビタミンCもたっぷり。ビタミンCは抗酸化作用があると言われています。
・βカロテン…万能ねぎには、緑黄色野菜に豊富なβカロテンも含まれます。免疫力をアップさせて冬の元気を支えます。

万能ねぎはどれでしょう?今さら聞けないねぎの種類

万能ねぎの栄養パワーがわかったところで、次は今さら聞けない万能ねぎの見分け方をご紹介しましょう。

万能ねぎはおだやかな風味で生で食べられるのが特徴ですが、「わけぎ」や「あさつき」に似ていますよね。

万能ねぎ

まず、朝倉でたくさん生産される万能ねぎは品種名ではなくJA筑前あさくらによるブランド名。鮮やかな緑の部分が多く辛みがおだやかなため、薬味やお料理の仕上げに使われることが多いユリ科ネギ属のネギです。あさつきわけぎはヒガンバナ科ネギ属で球根があり、根元が膨らんでいるのが特徴。一方、万能ねぎは種から育てられるので根元がすっと真っ直ぐ伸びています。朝倉では道具を使わずすべて手作業で大切に作られます。

球根の有無以外の見分け方は葉の細さ。万能ねぎはあさつきよりも太く、わけぎよりも細い直径5mm程度です。

【季節のレシピ】簡単!万能ねぎごはん

ねぎごはん02

それでは、万能ねぎをもりもり食べられる、ねぎが主役の混ぜごはんを2種類ご紹介しましょう。作り方は簡単。それぞれの材料をそのまま炊き立てのあたたかいごはんに混ぜるだけです。量はお好みで加減してくださいね。

ごま油

【万能ねぎのごま塩ごはん】1人分
・炊き立てのごはん…お茶碗1杯
・万能ねぎ…約2本
・ごま油…数滴
・鶏ガラスープの素…小さじ1/2程度
・いりごま・あらびき黒こしょう…お好みで

【塩こんぶと万能ねぎの混ぜごはん】1人分
・炊き立てのごはん…お茶碗1杯
・万能ねぎ…約2本
・塩こんぶ…ひとつまみ
・天かす…小さじ2程度

塩こんぶ

まとめ

万能ねぎ02

今回は朝倉の名産品・万能ねぎについてご紹介しました。冬はカゼやさまざまなウイルス感染が気になる季節。朝倉の美しい自然の中で丁寧に育てられた万能ねぎのパワーで、寒い季節を元気に過ごしましょう。

【参考サイト】
・JA筑前あさくら[博多万能ねぎ]栄養価・歴史
朝倉市ホームページ「朝倉地域産食材」PDF

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