BLOG HAMON

2024.12.03

【日本の伝統的酒造りが無形文化遺産登録へ】政府間委員会が始まっています

いつもHAMONISTのご愛読をありがとうございます。味のHAMON【ユネスコ無形文化遺産登録へ】日本の酒造文化と「上座の露」で触れました通り、2024年11月5日朝、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が「日本の伝統的酒造りが無形文化遺産登録にふさわしい」という勧告を発表。これにより日本の伝統的酒造りの無形文化遺産登録がほぼ確実となりました。

世界遺産登録について審議するユネスコの政府間委員会が、南米パラグアイで2日に始まりました。この会では日本が提案している「日本の伝統的酒造り」が審議されています。既に11月に評価機関による勧告が発表されているため、この政府間委員会で登録が決定する見通しです。

お酒でむすばれる地域のチカラ

上座の露_01

11月の評価機関の発表により、国内さまざまな地域の酒造やお酒に携わる方々の喜びの声が上がっています。今回は「日本酒、焼酎、泡盛など」の酒造りについての登録ですが、樽熟成スピリッツ(日本の税法上ではウオッカ表記)である「上座の露」も、日本の国菌である麹を使った先人の知恵を受け継いでつくられており、それが世界に認められたことをとてもうれしく感じています。

「上座の露」そのものを超えた、ひとつのお酒が生まれる過程でむすばれた“地域のチカラ”。これからもHAMONISTは、「上座の露」を生んだ朝倉の魅力をお伝えしながら、「麹を使った先人の知恵を受け継ぐ」伝統的酒造りに誇りを持って関わり続けていきたいと考えています。

HAMONを広げよう

いかがでしたか?記事の内容についてのご感想や、ご自身の視点をSNSでシェアしましょう。HAMONISTの記事は、あなたの人生に寄せる波紋の源。朝倉から生まれた波紋を受け、あなたの心が感じた何かが、他の誰かの毎日を彩る新しい波紋として生まれ続けることを願っています。

OnlineShop

コメント

コメントフォーム