2025.02.21
「Polygonum hydropiper」Jean Henri Jaume Saint-Hilaire
みなさんは紅たでをご存知ですか?お刺身の横に添えてある美しい紅色の薬味です。今年の冬は特に寒ブリやサンマ、カツオが豊漁だったので、目にする機会も多かったのではないでしょうか。今回は朝倉の隠れた名産品・紅たでに秘められた体にうれしいチカラについてご紹介します。
紅たでは、柳たでの幼芽。「たで食う虫も好きずき」ということわざでも知られるように、独特の辛みがあります。かつての中国では漢方薬として利用されていたと言われています。名前の通り美しい紅色をしており、お料理を鮮やかに引き立ててくれます。
「Polygonum hydropiper」Jean Henri Jaume Saint-Hilaire
紅たでは、その美しい色から、お刺身に彩りを添えるためのものと思われがちです。ところが、紅たでの栄養素を見てみると、実はとても理にかなった使い方をされていることがわかります。紅たでの栄養素を見てみましょう。
【紅たでに含まれる主な栄養素】
・ビタミンC…抗酸化パワーで知られる美肌のビタミン
・カリウム…ナトリウム(塩分)を排出する働きがあるミネラル。
・カルシウム…人体に最も多く含まれるミネラル。骨や歯を形成。
・食物繊維…お腹のおそうじ屋さんとして知られる。
・タデオール…食欲を増進したり消化を助ける辛み成分。
注目したいのはビタミンCに代表される抗菌作用。つまり、微生物や最近の増殖を抑える働きがあるということ。傷みやすい生ものに添えられるのは、この抗菌作用があるからだったのです。独特の香りも生ものの臭みをやわらげる効果が期待できますね。
それでは、いつもお刺身の横で控えめにしている紅たでに、パスタの引き立て役になってもらいましょう。今回はキャベツとツナの和風パスタに合わせます。お刺身の付け合わせ以外にも、天ぷらにつける塩に少し混ぜるなど、意外に幅広く使える朝倉の紅たで。お好みの食べ方を見つけてみるのも楽しいですよ。
材料(1人分)
・スパゲッティ…100g
・オリーブオイル…大さじ1
・キャベツ…大2枚
・缶詰のツナ…1/2缶(約35g)
・紅たで…大さじ2程度
・和風だしの素(顆粒)…小さじ1
・塩こしょう…適宜
【作り方】
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